ヤマハワークス

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マレーシアに行ってる間にJK等で、今季のヤマハスカラシップ獲得選手が発表となった。

トップである トヨタ・ヤマハレーシングチームは、昨年の全日本FS125ランキング1位と3位の牧野任祐君と TIGREの東川幸平君の2名での参戦となります。
TIGREから3人目のヤマハワークス入り
ジャパンカートにも即戦力の牧野 と成長を期待の東川ってな紹介されてます。
まさに、牧野君は昨年 海外のレースでも同世代の中では充分通用する速さをアピールしたので、今年はベテラン相手にどんな戦いをするのか楽しみです。

一方の幸平はTIGRE 3人目のヤマハワークスドライバーとしては、圧倒的に走行量・時間ともに少なく、経験してきたレース数も少なく、送り出すには多少の不安もありますが、いいお話しがあればそれがチャンスですから頑張ってほしいもんです。

KF1はやはりそんなに簡単にいかないと思います。
それこそ、タイムなんかは、それなりに走りこめば出るんでしょうけどね。
今のF1しかり、GP2なんかでもルーキーがタイトル争いに絡むのは大変なことで、カートの世界でも上に行けば、やはりそれなりの [時間]をかけないと難しい

今回のマレーシアで幸平は、初KF走行でレースだったわけですが、全日本の開幕戦まで、日本国内ではKFでのレース経験を積めない訳で、僕の頭の中ではかなり意味のあることだったと思います。
予選ヒートが3回 プレファイナル・ファイナルとスタートだけでも5回
そして、全長1キロ級のコースをファイナルでは22周とタイヤマネージメントなんかも

今までの限界で走っていては一向にタイムも上がらないし、無理をすればクラッシュして貴重な走行時間を無駄にしてしまう。

この先に必要とされるものを沢山感じたはずです。

話はそれますが、今回マレーシアで現地ドライバーのコーチをしていた奈良竜一君の話では、アジア選手権の昨年最終戦ではKF2で50台近く集まったらしく、全日本より台数多いし!トップ連中はみんなヨーロッパで武者修行してるそうですし、そして皆半端ない金持ちばかり!
そんな彼らはほとんど英語もしゃべれるし、ブライアンなんかマルチリンガルで情報も世界中すぐ手に入る時代 
数年先には全日本選手権をはるかに上回る台数とレベルのレースが開催されそうで楽しみです。

特にレーサーを夢見る若者達には、色んなレースがあるのを、知ってほしいですね。
プロを目指すならF1以外にもたくさんレースがあるし。