応援有り難うございました。

昨日は、先にも報告したように鈴鹿サーキットにて開催された全日本選手権最終戦で、ぬる蔵TIGREの川端伸太朗選手が3位入賞にてFpjr選手権のシリーズチャンピオンに輝きました。

土曜日の3回しかない練習走行では、トップ争いに絡むのも厳しい状況でしたが、先週の練習走行での反省点や、良いと思われるY32A(08モデル)で調子の出ない理由などを色々検討し、2本目からY32Aを投入!!

一週間ずっと伸太朗選手が新たに築いたイメージとが徐々にではありながらY32Aとマッチし、午後から行われた公式練習では3位タイムまで出すことに成功しました。結果的にはY32Aの方があらゆるコンディションに対応できるシャーシという結果を得ました。

計時予選はAグループ1位
これも、先に報告した通りコンディションに勝るBグループ勢が軒並みタイムを上げ総合5番手となり持てる状況ではベストの結果だったと思います。

翌明けての日曜日
予選ヒートと決勝ヒート
予選では、まずBグループ勢とのスピード差を確認し、決勝へ向けてのシュミレーションを行い、ファステストラップを出して5位で終了。十分トップを走るスピードを確認し決勝へ向かいます。

決勝では、ある程度の自信というか確信がありました。
予選でのシュミレーションの結果、決勝後半にはペース的にも余裕がありそうなで中盤以降にトップにたち、必ず2位以後はスリップを使い追いつくであろうから、最後に抜かれたとしても無条件でチャンピオンを決めれる3位以内で帰ってくる。
まさにそのプランどおりファイナルラップを少し後続を離して3コーナーまでいけましたが、さすがに極度のプレシャーからか思うように走れず25Rまでで後続に詰められてしまいヘアピンで2位にそして、最終コーナーで3位になりそのままチェッカーを受け、チャンピオンとなりました。

勝ってチャンピオンを決めれれば文句なしですが、優勝より、やはりシリーズタイトルを取ることが何より優先だったので、申し分ない展開でした。
最終ラップの最終コーナーでタイトル争いをしていた勝田貴元選手が2位に上がりその時点で川端伸太朗選手が5位以下に落ちれば逆転タイトルの可能性もあったのですが、レース中の位置取りなどもとてもよく考えていて最後の勝負もガチでクリーンなオーバーテイク。彼もリスペクトすべきグッドドライバーでした。そして、‘抜かせる勇気‘を持っていた伸太朗もすばらしかったと思います。
昨年ジュニアチャンピオンの大谷涼・そして今年チャンピオンの川端伸太朗選手の2人とも今後レースを続けていく上で勝田貴元選手とは常によきライバルとなるでしょう。

こうして、ぬる蔵TIGREとして2年連続ジュニア選手権を制覇することができました。
これも、皆さんのご支援・ご協力のおかげです。
3年前の2005 スポンサー様やドライバーたちのご家族の協力のおかげでJAFjr選手権に挑戦を始めました。
「3年で日本一になる」そう目標を上げ初年度は1勝を上げランキング3位
2年目の2006年は2勝を上げチャンピオンに、3年目の2007年も2勝を上げチャンピオンに
3年で2度日本一を獲得することができました。
そして、これをもって ぬる蔵TIGRE としてのレース活動はとりあえず終了です。
ホント3年間しんどい時もありましたが、何にも変えがたい貴重な体験ができたと思います。そして2連覇を達成してくれたとてもすばらしいドライバーに恵まれ、樽井メカ長はじめ白鳥静岡支部長・坂ムードメーカー長など協力してくれるすばらしい仲間が沢山いてホント恵まれた3年間でした。

来期からまた新たなスタートを切るべくTIGREは今までどおり活動していきますので、タイトルスポンサー・ドライバーとも募集してますよ!

最後になりましたが、レースに応援に来てくれた皆さん・来れなかったけど応援していてくれた皆さん ホントに有り難うございました。