先日アメリカで見てきた NASCARについてちょびっとお伝えしておきます。
まず!!そのスケール!!コースも駐車場も何もかもデカイ!!!
例えば物差しの単位が世界中ほとんど 1センチですよね、でもアメリカは1インチが約2・5センチって単純に 1 ってものがでかいのかな?スピードメーターも㌔じゃなくてマイルだと時速100マイル→時速160キロってことですよね。同じ 1 って感覚が大きいのですね。
まぁ日本で当てはめるなら GTレースになるんでしょうけど、GT500にあたる SPRINT CUP で43台が一斉にレースするのですが、各マシンはかなりレギュレーションで規制されていてF-1やGTレースのようにメイクによってマシン差が思いっきり付くことなく、イメージでは全日本ジュニアのレースみたいです。そして、はっきり言ってローテクな感じです。
そしてスケジュールも割り切っていて日曜日はメインレースのみ!
しかも、8時にゲートが開いて14時にレースがスタートするまではイベントブースやピットウォークで時間をすごしたり駐車場にテント立ててバーべキューする人ありと皆思い思いに遊んでいます。
いざレースが始まるとなるとオバサンも熱い声援を送ってレースをたのしんでました。
中でも デル・アンハートjr 彼の人気はただものでは無かったです。
皆ゼッケン88のTシャツを着て熱狂的な応援をみていると 若乃花?みたいな感じを受けました。国民的ヒーローなんですかね。
レースは オーバルコースを200周も走るんですが、これこそアメリカ!!って感じで実際に見るまでは少し馬鹿にしてたんです。なんせ同じ円を200回もグルグル回るのだからね・・・
でも、実際には、おじいちゃん・おばあちゃん・ミニカー遊びをする子供・・皆が一目で見て分かる!!その配慮って思えば納得です。
実際に一緒に見に来ていたファミリーは、おじいちゃんの70歳の誕生記念に親族一同集まってミシガンスピードウェイまでレース観戦に来たとのことでした。
43台の接近戦といえ200周も走ると当然見てるほうが退屈になるときもありますが、必殺イエローコーション!!ってものがあって、クラッシュなんかがあるとセーフティカーが先頭車両の前に入って低速走行開始!!
またもやローリング体制となりグリーンフラッグが振られるとまたローリングスタート!!1レースに何回もスタートシーンが見れます。
やっぱりレースしてても、レース見ててもスタート直後が一番興奮しますもんね。
で今回も何度かイエローコーションになったんですが極めつけは180周ぐらいに1回とラスト5周くらいでもう1回という事で 最後は2周の超スプリントレース(樽井氏曰く ラスト問題が1億点のクイズ番組みたい!!)
トップから40番くらいまで何処やらかしこやらでサイドバイサイド・3ワイド・4ワイドのバトルで元F-1ドライバーの暴れっ子 モントーヤでさえ今回は、25位!!
1つの国でこんなに盛り上がるカテゴリーがあるアメリカには正直関心させれました。
やはり、アメリカ人にとっても景気が気になるところらしいですが、どうです。日本の若者達よF-1も良いがこっちも楽しそうだぞ!モントーヤもF-1やめてNASCAR(トヨタのチームが多数)やってるし、インディカーシリーズもあるし、ル マンシリーズもやってる(この2つはホンダが参戦に関わっている)
もしくは今後日本を含めたアジア地域でこんなシリーズが出来ればいいですね。