Jrクラスでは川端伸太朗選手が開幕に引き続き2位。ルーキーでスポット参戦の菅波冬悟選手は7位完走でした。
3人のドライバーそれぞれに、ドラマがあるんですが、今回はやっぱり記念すべき初優勝を飾った大谷君を取り上げたいと思います。
今回FAクラス初優勝を成し遂げたんですが、そうなるドライバー皆にあるようにそこにたどり着くまで色々なドラマがあるんですよね。
今期からTDPチャレンジチームとしてYAMAHAワークスドライバーという勝って当たり前と思われる体制での参戦となって色々なプレッシャーとも戦いながら見事な 「仕事」 ができたと思います。
一日を通して終始安定していたので、心の底では 「今日は勝つやろな」って思っていたのですが、何故だかレースを見ていられない・・・
決勝のスタートだけ皆となんとか見てたんですが、そのあとは、自分のテントの中にこもっていました。
「あ~今日遂に勝つな~」なんて考えながら 彼と出会ってから~その瞬間までの事を色々思い なんだか泣きそうになってさらにテントから出れなくなって・・・・
スゲー熱いお父さんと、いい 「勢い」 を持った涼。初めて会った頃の印象です。
そして、初めて出たJAFJrのレースで肋骨を痛めてまともに走れず悔し思い出。そして、1年後のJrのレースで選手権初優勝をあげた事、その後瑞浪で2連勝した事や、店の経営なんてほったらかしてモテギに2週間練習に通って、モテギでチャンピオンを決めた事。その後店の経営がピンチになった事(笑)
今期の体制でお父さんと悩んだ事・そしてTDPにチャンスを頂き、つま恋での合同合宿などなど・・・
って書き込んでている今もなんだかジーンとしちゃいます。
で、テントの中で泣き止んだ頃に長~い長~い35周のチェッカーがまもなくとなったので、ピットロードのTDPチームスタッフ達がいる所に行って、その瞬間を一緒に分かち合いました。
ふと見ると、あの人やあんな人まで涙が。
大谷涼 15歳に沢山の大人が泣かされた瞬間でした。
トニーカート好調な昨今、ビレル勢のトップとしての重責
ヤマハのお膝元、つま恋大会での優勝
とても大きい1勝でした。
嬉しい涙っていいもんですね。
次はシンタロウに泣かしてもらうつもりです。